[Emacs] 間違えたキー操作を追跡する
org-modeやらhelmやら、なんでもいいのだが、意図しないキーを押してしまい、知らないコマンドが実行されてしまうことがある。
そのようなときは、とりあえずCtrl + gで中断したり、Ctrl + x uでアンドゥしたりするだろう。
で、そもそも俺はいったいどのキーを押してしまったのだろう?と疑問に思ったら、続けて次のキーを打てばいい。
F1(ファンクションボタンのF1)
l(アルファベットのL)
これで関数view-lossageのショートカットになっていて、直前のキー操作と実行されたコマンドの履歴が表示されるので、どんなミスタイプしているかを追跡することが(たぶん)できる。
例えば、org-modeあるある、と言えるのかわからないが、 org-modeには、column viewというちょっとやばめの表示方法がある。
このviewに切り替えるショートカットが、 C-c C-x C-c というかなり平凡なキーになっているので、指がガバガバになっているEmacserは勢いあまって押しやすい。
初めての人にはナニコレ?? だ。
ここで前述のlast commandを知っていれば、さくっとキー操作の履歴を表示して、
C-p [previous-line]
C-c C-x C-c [org-columns]
<f1> l [view-lossage]
お、こいつはorg-columnsというやつだな、とあたりをつけることができる。 そして、orgの深みにはまっていくこと請け合いだ。
というわけで、困ったときは F1 + l しよう。